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やったことないから、やってみたい!

2013.03.21

やったことないから、やってみたい!

 

ロボカップジャパン、サッカー競技の部で、全国大会出場を果たした化学部の部長、伊藤くんが、埼玉大学に合格しました。

 

 

「明治大学に合格していたので…埼玉大学も大丈夫だろうとは思ってはいたのですが…合格ってうれしいものですね。」

 

大学では、有機化合物を専攻するという伊藤くんはその理由を次のように言います。

 

「化学部に入って、試験管をみつめることだけでなく、ロボット製作にも取り組み、ロボカップで全国大会にも参加する機会をえることができました。ロボット製作は、大好きな化学とは違う、物理の分野の取り組みでもあったのですが、夢中になる経験から、多くのことをみつけることができました。将来は何をやるのかという明確な目標を口にしないとダメなように思われる世間には風潮もありますが、僕は、まず、自分のやったことのない化学の分野、有機化合物の研究に真剣に取り組んでみて、そこから、自分のやりたい方向性を見極めていきたいと思っているんです。」

 

 

「やったことないから、やってみたいんです。」

 

彼の言葉から、みなぎるファイティング・スピリットを感じました。

 

 

長い人生で考えてみれば、大学だって通過点にすぎません。自分の可能性を貪欲に探す彼の姿は実にたのもしくうつりました。

 

合格おめでとう!すばらしい出会いに感謝です。

 

 

 

 

受験は団体戦

2013.03.16

仲良し3人組が受験の結果報告に遊びに来てくれました。

あれだけ厳しかった夏の勉強合宿だったのですが、

「ずっ〜と勉強合宿ならいいのに…」

3人、そう声を揃えて言ってたのを、ついこの間のように思い出しました。

 

今回の入試で、思い通りの進路に進めた子、第2志望になってしまった子…受験という人生の一大イベントを、結果だけで計ってしまうのは悲しすぎます。3人で励ましあって受験に取り組んできた事実はしっかり胸に残っているはずですし、悔しさは、長い人生のステージのどこかで、はらせばいいのです。

 

 

仲間と頑張れた。仲間がいたから頑張れた。そんな経験を人生の糧にして、前を向いて歩んでいって欲しいです。そして、いつかまた、「こんな発見をしたんですよ!」「就職先に迷っているんですけど…」さまざまな人生のターニングポイントで、武南にやってきて、話を聞くことができたら…こんなしあわせことはありません。『出会いを大切にする学校』…武南はそんな学校でありたいと思います。

 

「MARCHと埼玉大学と…どちらに進んだらいいですかねぇ?」

 

 

廣川さんが、職員室に入ると…あちこちから、先生のアドバイスが飛んできます。

「埼大はこんな学校だよ!」

授業で出会ったことのない埼大出身者の先生も、立ち上がり身を乗り出して彼女にアドバイスをし始めました。

 

先生方の意見を参考に、自分で決めて、高校時代の経験を生かして頑張れるなら…

どこの大学でも輝けるはずです。理想の大学は自分の心の中にあるものなのですから。

 

合格おめでとう!素敵な出会いに感謝です。

 

 

 

声をかけ続けてもらったおかげで

2013.03.15

「小岩井が千葉大に合格!」

 

電話があって、受話器を置くと、職員室に歓声があがりました。 

 

水泳部で、関東大会出場を果たし、球技大会でもエースでチームを牽引し、学校行事でもなくなてならない存在だった小岩井くんは、武南高校での3年間をこう振り返ります。

 

「3年間、担任していただいた増田先生には、ここぞ!というところで、いつも声をかけてもらってきました。」

 

部活の練習も厳しく、授業の予習復習するのを投げ出してしまいそうになった時、先生は、「勉強を疎かにするな!」と言い続けてきたというのです。

 

「正直、うるさいな〜と思うこともあったんですけど…(笑)、先生の方が、僕よりも僕の夢の実現を強く信じてくれていましたね。部活で疲れて、だらけそうになった時に、先生は、必ず、そんな僕の様子に気づいて、注意してくれたんです。あれが大きかったんだと、今は、はっきりわかります。」

 

 

小岩井くんは、これから教員の道をめざします。

 

「僕が受験勉強に本気に取り組みだした時、多くの武南の先生方のありがたさを痛感しました。なので、僕も、子供にやる気を促す働きかけをし、子供の心の動きをキャッチして、子供に寄り添い、たくましさを身につけた子供を育てたいと思っています。」

 

3年間、色々なことに挑戦して、自分を成長させてきましたね。 良い先生が誕生しそうです。うれしい気持ちでいっぱいになりました。

 

合格おめでとう!素晴らしい出会いに感謝です。

 

 

 

筑波大攻略ノート公開!

2013.03.15

筑波大攻略ノート公開!

 

「エジプトの歴史を研究したい!」

そう言い続けてきた森田さんが、筑波大に合格したと報告に来てくれました。

 

 

森田さんの世界史の勉強方法をご紹介します。

筑波大学の2次試験は、記述問題があります。

彼女のノートを公開してもらいました。

 

例えば、2012年はこのようなものでした。

 

19世紀前半のアメリカにおける領土の拡大について、以下の語句を用いて説明しなさい。インディアン強制移住法、カリフォルニア、ジェファソン、テキサス、マニフェスト・ディスティニー

 

まず、出題に対する情報を集め、ノートにまとめます。

 

 

必要ならば地図を買いて

 

 

心に留めるアイディアとして、挿絵を添えます。可愛らしいシェリフがノートに…

そして、ラフに原稿を書いてみて

 

 

世界史の中山先生のチェックを受け、

原稿用紙に清書します。

 

 

彼女はこれを過去10年分、40テーマ続けたのでした。

合格は気合で掴み取るものではなく、メソッドに裏付けられた努力の結晶によるものでした。日頃から文章をまとめる力…これは、高校3年生になってから、チョコチョコっとやれば身につくものではありませんね。

 

お世話になった先生方に…と、森田さんお得意の春のお菓子を頂きました。

 

 

イチゴをふんだんに使ったムースをベースに、イチゴのマカロン、そして、上に乗るブルーベリーの酸味がケーキ全体の味を引き締めています。

見ても、食べても、そして、配る彼女の笑顔も素晴らしくって…、しあわせの味が口いっぱいにひろがりました。

 

合格おめでとう!素敵な出会いに感謝です。

 

グローバルな視野に立った物作り

2013.03.14

 

「埼玉大学に合格しました。」

 

笑顔で古矢くんが報告に来てくれました。

 

 

彼は、高校3年生になって、自分の将来の方向性を見つめなおし、そこから物理を受験科目に選びました。そして頑張りぬいて…合格を手にしたのでした。

 

大学は、どこでも名前のある大学に入ればいいのではなく、10年後の自分を思い描いて選ぶべきもの。笑顔で語る彼を見ていて、そんなことを強く感じました。

 

 

物作りに興味のある彼は、色々なことにまずは挑戦したいと言います。それは、ひとつの分野だけのスペシャリストでは、視野が狭くなるからです。豊かな経験に裏打ちされた物作りをして、世の中のためになる仕事をしてみたい。立派になった彼の姿を頼もしく思いました。

 

合格おめでとう!素晴らしい出会いに感謝です。