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点と点がつながり線になる

2013.03.30

点と点がつながり線になる

 

3年間、選抜クラスで頑張ってきた中山くんが中央大学に合格しました。

大学で歴史を専攻する理由を、担任の佐藤先生の授業で日本史の面白さに引き込まれたのだと言います。

 

 

「佐藤先生は、とにかく歴史周辺の雑学がすごくって、魅力的でした。怖い先生のようにみえますが、怖いというよりも、『どっしり』としているという感じで、自分たちの親分のような、でっかい存在感がありましたね。」

 

 

「佐藤先生を中心にクラスがまとまり、こうやって一緒に合格報告をする友人もできて、武南に来てよかったって思っています。」

 

 

教師との出会いがきっかけとなって、進むべき道をみつけることができた中山くん。巡り合いの不思議。ひとつの点と点がつながって線になっていくような…。話を聞いていてそんなことを思いました。

 

合格おめでとう!素晴らしい出会いに感謝です。

 

私たちの世代はきっと上手に仲良くやっていける

2013.03.27

私たちの世代はきっと上手に仲良くやっていける

 

3年間選抜クラスで頑張ってきた関根さんは東京女子大に合格しました。

 

 

関根さんは、茶道部、ヨガ部、国際教育韓国ホームステイ参加と貪欲に何事にもチャレンジしてきました。特に、茶道部で日本の伝統文化に触れ、韓国ホームステイを体験することで、日韓の違いを目の当たりにし、彼女は異文化ということを意識するようになります。

 

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「韓国って熱い国なんです。」彼女はそう言います。

 

 

 

「熱いというのは、感情の表し方とか、国の勢いとかいうことで、自国を飛び出して留学している若者が多いんです。ホームステイ先の女の子も、今、台湾にいるんです。日本は落ち着いているというか、少し冷めた感じがしませんか。日韓には歴史上大変なこともあったのは事実ですけど、私たちの世代はきっと上手に仲良くやっていけると思うんです。私は、大学では英語だけでなく、韓国語も勉強して、日韓友好の架け橋になれたらいいなって思っているんです。」

 

 

そう夢を語る関根さんは、輝いて見えました。

 

 

世界へ羽ばたけ〜武南なでしこ!

 

合格おめでとう!素敵な出会いに感謝です。

 

武南高校ならでは

2013.03.26

ひとつのバンドでシャウトする

 

文化祭、後夜祭、予餞会…さまざまなステージ発表で大活躍したパフォーマーの富岡くんが中央大学に合格しました。

 

 

取材カメラを向けると…

「読者モデルのようにかっこよく撮ってくださいよ。」

と難しいことを言ってきます(笑)。

彼は誰からも愛される好青年なので…

こちらも、精一杯リクエストに応えます。

 

 

1年生の時は進学クラスだった富岡くんは、入学後、よく努力して、2年生から選抜クラスにステップアップしました。そこで、佐藤先生のクラスに入ります。

 

「佐藤先生のクラスは楽しかったです。先生は雑学がとにかく豊富。僕は政経受験だったのですが、先生の日本史の授業は大好きでした。」

 

 富岡くんほど、学校行事に積極的だった生徒もいません。

学校行事では、必ず得意の大道芸パフォーマンスを披露してくれました。

 

 

東京理科大に合格した飯郷くんとの名コンビは、生徒たちの目に焼き付いています。

 

 

そんな彼に、高校時代の一番の思い出はなんですか?と尋ねると

 

「武南の3年間は、ほんとうに楽しかったのですが、印象に残っているのは、最後の文化祭ですね。同学年の仲間と一緒にバンドを組んだのですが、その時、菊地先生と野口先生もセッションに参加してくれて、本当に楽しかったです。先生と生徒がひとつのバンドでシャウトできるなんて…あんな体験は武南高校ならではと思いました。」

 

 

将来は税理士を目指しているので、中央大学を選んだ彼は、最後に彼らしいポーズを決めてくれました。

 

 

そばにいるだけで温かい気分にさせてくれる良い男です。

 

合格おめでとう!愉快な出会いに感謝です。

 

 

 

 

伸ばせ咲かせよ武南桜

2013.03.26

伸ばせ咲かせよ武南桜

 

中庭の武南桜が咲き始めました。今日は、首都大東京に合格したと理系選抜コースの石田くんが報告に来てくれました。

 

 

私立大学入試では、今一歩、実力が出し切れなかった石田くんを信じて支えたのは、担任の増田先生でした。

「増田先生には、ほんとうに支えてもらいました。3年間、寄り添って見守ってくれて…感謝しています。」

そう言って、先生からの激励メールをみせてくれました。

「おまえなら必ず合格するよ。アドバイスは問題が難しかったらあとまわし、おまえが解けない問題はまわりもできないから…。」

 

 

お母様からもお手紙を頂きました。

 

 

「3年間、息子が大変お世話になりました。1年生の頃から補習等、声をよくかけて頂いて、予備校にも行かずにすみました。息子が志望大学に合格できたのも先生方の励ましのおかげだと感謝しています。私立大学の入試結果が思うように行かないとき、本人もこたえていました。その都度、先生が気にかけて連絡してくださり、励ましてくださったのは、本人にとっても、自信となり、最後に合格を勝ちとれたのだと思っています。これからも、夢に向かって歩んでいってくれることを願っています。先生も見守ってください。」

 

温かいお言葉…ありがとうございます。教師冥利につきます。

 

 

物理が大好きな石田くんは、素粒子を専攻します。

 

 

素粒子が将来どのような形で社会の役に立つのか…その答えは、まだ、闇の中なのだそうです。それでも、興味のある分野に挑戦して、納得するまで研究してみたい。そういう石田くんは、ひとつしかない正解をすばやく正確に解くという受験の世界から新たなスタートを切る意欲に満ち溢れていました。

 

 

卒業は、出会いの終焉ではありません。研究の途中経過を話に、いつでも、武南に遊びに来てくださいね。

 

合格おめでとう!素晴らしい出会いに感謝です。

 

 

 

 

世界をみてやろう!

2013.03.25

世界をみてやろう!

 

仲良しトリオが遊びに来てくれました。選抜クラスで競い合い、励まし合ってきた3人です。受験を終え、柔らかな笑顔で、それぞれ別の道に進む彼らの夢をご紹介します。

 

 

立教大学、法政大学等に合格した本庄くんは、法政大学の国際文化学部に進む決心をしました。

 

 

「大学では、とにかく1年生のうちに英語をもっと究めたいですね。そして、言語、文化を研究したいので、海外留学して世界をみてやろうと考えています。」

 

 

本庄くんの英語力は英語の先生のお墨付き。なので、先生からのアドバイスも熱が入ります…。

 

「英語の基礎はできてるのだから、話す力、書く力を磨くには…小さなミスを恐れず、場数を踏むこと。興味関心のアンテナを張り巡らせること。海外の若者と語り合える趣味をもつこと…。留学は欧米を考えているそうだけど、シンガポール、マレーシア、インドなんかも視野に入れて考えたらどうだろう?大学時代、心の引き出しに実力と経験をいっぱい詰め込んじゃえ!」

 

弟子ができたようで…先生もうれしそうでした。

 

 

小さくまとまらず、大物になれ!

 

合格おめでとう!素敵な出会いに感謝です。