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第50回 入学式

2012.04.07

第50回 入学式

第50回入学式が挙行されました。



会場に集まった新入生にインタビューを試みました。



武南高校での抱負を教えてくださいと尋ねると…



「勉強に、部活に、行事に、頑張ります!」 と笑顔で答えてくれました。



こちらの二人からは…「甲子園!」 と力強い返事がありました。



さあ、全員集合し、入学式が始まります。



担任の先生が、各クラスの生徒を呼名していきます。



生徒たちは、「ハイ」 と返事をして起立しています。



厳格な雰囲気の中、式がすすんでいきます。



校長先生は、祝辞の前に、先日、ロンドンオリンピック出場を決めた武南高校3学年に在学する大塚さんの日ごろ努力している姿を紹介されました。

そして、祝辞では、50回目の新入生を迎えるにあたり、18000人となる武南高校の卒業生からの伝統を継承し、発展させる原動力となって欲しいと語られ、それを実現する2つのヒントをお話なさいました。



「夢はみるものではなく、叶えるもの」

一つ目は、なでしこジャパンの澤穂希選手の言葉 「夢はみるものではなく、叶えるもの」 を紹介されながら、自覚と誇りを持ち、高い志を掲げ、自ら考え行動し、たゆまぬ努力をして欲しい。がんばれば、もっとやれる自分が見えてくる。壁にぶつかるからこそ、人は大きくなれるものだ、と話されました。

「困っている人の役に立てるぐらい強くなりたい。」

もう一つは、東日本大震災の被災地の高校2年生の言葉 「困っている人の役に立てるぐらい強くなりたい。」 を紹介されました。福島のこの高校生は、家族が離れ離れになって、あたりまえの日常のありがたさを感じ、友人、知人の安否が確認できて、人のつながりの大切さに気付き、弱っている人を目の当たりにして、やはり掛り付けの医者が一番なんだということを知ったのだそうです。そして、この高校生は医者を目指そうと思ったというのです。

2月まで東北の被災地で教育ボランティアをされてきた校長先生は、武南の新入生に次のように言ってお話を締めました。「困っている人に手を差し伸べる。気づいたこと、感じたことを大切に行動できる人であってください。」

岡村川口市長さんもかけつけてくださいました。素敵な祝辞の締めくくりで



『花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、根は見えねぇんだなあ。』

と相田みつをさんの言葉を紹介して頂きました。新入生、保護者の方々、教職員、それぞれの立場で色々なことを考えさせられるお話でした。



式の最後に、生徒代表の宣誓がありました。



しっかりと決意の溢れる爽やかな宣誓でした。



3年後の卒業の時には、どれだけの鮮やかな思い出が、生徒ひとりひとりの胸に溢れていることでしょう。



校歌をうたって式は終わりました。



武南高校第50回目の入学式も立派な式になりました。



『50』という数字の重さを感じながら眺めていて
『五』と『輪』、つまり、『ごりん』?って…オリンピック?
大塚さんのオリンピック出場にふさわしい年回りにも思えてきました。

会場の外で写真を撮らせてもらいました。



こちらは、ご両親が武南高校の卒業生というご家族です。懐かしくうれしく思いました。



お兄さんに引き続いて武南高校へ!ダンス部がんばってくださいね!



個別相談会で長〜い時間、話をさせて頂いたチャーミングなお母さんと娘さんとも再会できました。3年間よろしくお願いします。



ご両親で式に参加されているファミリーも多くみられました。



温かいご家庭が目に浮かびます。



色々な思いをすべてエネルギーに変えて、”青春武南時代”を謳歌しましょう!

素敵な武南桜を咲かせましょうね!

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