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辛いのは自分だけじゃない〜野球部を続けて国立大合格!

2014.03.22

祝 茨城大合格!

 

「やったな〜よくがんばった!おめでとう!」

 

野球部顧問の中島先生がそう声をかけたのが、戸田中学出身、中山くんです。

中山くんは3年間選抜クラスに所属し、野球部でもがんばってきました。

 

 

小学校低学年から野球を始めた中山くんですが、野球部を辞めようと思ったこともあったと、正直に振り返ります。それでも、「きついとか、きびしいとか思っているのは自分だけじゃない。」と気づいたのだそうです。辞めるというのは、ただ逃げるということなのではないか。それなら、どんな環境でも、今の自分のできるベストを尽くそう。そう気持ちを切り替え、まずは、練習がきついと投げ出しがちだった勉強も大切にしようと思い、「絶対授業中寝ない。」を実践したのだそうです。スランプはなかったのですかと尋ねると、「心が折れそうな時、担任の林先生に、絶妙なタイミングで声をかけてもらい救われました。先生は、いつも、温かく見守ってくれてたと思います。」と感謝の言葉も聞かれました。

 

 

部活での思い出を聞くと

「野球部の思い出は、新井先生の怖いぐらいのオーラ(笑)!練習試合前のノックで中島先生の打球を顔面で受け止め、そのまま試合に出たこと…それから、ここで言えないようなことも(笑)。」

と笑顔で答えが返ってきました。

 

 

部活を続けながら、現役で国立大学に合格できた理由はなんだと思いますかと尋ねると、しばらく考えてから、こんな風に表現してくれました。

「3年の最後の夏の大会でベンチ入りできなかったのは、最初、本当に悔しかったですね。でも、スタンドで、同じようにベンチに入れなかった仲間と一緒に、グランドにいる仲間を必死に応援するという経験は、人として大きく成長させてくれたと思います。今、思うと、あの経験があって、夏の大会が終わってから、悔しさをプラスのエネルギーに変えて頑張れたんだと思います。それから、教室で朝早くから夜遅くまで、勉強した仲間がいったというのも大きかったですね。ライバルであり、励まし合う仲間がいたから、予備校にも通わず国立大学に合格できたのだと思います。」

9回、ツーアウト、ツーストライク、スリーボール、どんなに追い込まれていても、逃げずに挑む勇気を持つ大切さを学んだ中山くん。これから先が楽しみです。

 

合格おめでとう!

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