スランプはあるものと考える |
2014.03.18 |
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祝 千葉大合格
川口南中学出身の清水くんが千葉大に合格しました。
選抜コース担任、林先生の作り出す温かいクラス、林ファミリーの中心メンバーとしてすくすく育ってきた清水くん。「清水とは3年間一緒なので、わかりあっているというか、信頼できるというか、もう家族みたいな感じですね。」林先生はそう言って、こんなエピソードを紹介してくれました。
清水くんは、「園芸」志望ということで、1月までは、宇都宮大を目指してがんばってきたのだそうです。
「センター試験がうまくいったので、志望を千葉大にあげてチャレンジすれば…。」そう思ったのが、二人同時だったそうです。そして、そこから、最後の二人三脚…見事、合格という花を咲かせることができたのだそうです。
「受験勉強の中で、スランプとかなかったのですか?」と尋ねると
「僕は、スランプという時期はあるものだと考えていました。うまくいかないということに逆らおうとせず、今の状態を受け流す。焦らず、普段通り続けることで、またいい感じがつかめてくる。こういうサイクルを繰り返して、自分の心の芯の部分が強くなっていったように思います。」
「スランプはあるもの」「辛い時はあるもの」
自然と寄り添って生きていく植物を愛する彼らしい言葉で…心にささりました。
『作庭家』に興味があるという清水くんに、合格をよろこぶ教員たちからアドバイスが贈られていました。
「建築家、原研哉の『日本のデザイン』という本は、日本の造形美を上手に活字化していて、例えば、日本はずっと昔から、シンプルという美学に到達していたって書かれているから…きっと清水をインスパイアーさせてくれるぞ〜。読んでみろ!」
「枯山水が好きなら、まずは、重森三玲の作った庭を見てこいよ!」
温室のような居心地の良かった高校時代から、雨の日も雪の日もある社会に出て行っても、清水くんらしい花を咲かせて欲しいものですね。
合格おめでとう!