小論文発表会 |
2012.03.08 |
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小論文発表会
第一学年では、総合学習の時間を使って、小論文の書き方を学んできました。3月3日の最後の総学の時間には、学年全員が体育館に集まって、これまでやってきた取り組みの成果を発表する、小論文発表会が行われました。
みんなの前で発表するということは、大変勇気のいることだと思います。今回の発表者の感想にこんなものがありました。
<感想Aさん>
すごく緊張しました。舞台からみんながよく見えて、足が震えてしまいました。自分では、結構、読むのが早くなってしまったかなと思いました。原稿ばかり見ているのではなく、聞いている方をちょくちょく見て、話している人がいて、すごくよかったと思いました。自分もそのように発表すべきだったかなと思いました。とても良い経験になりました。
<感想Bさん>
今回は、私は発表をする側だったのですが、とても緊張しました。他の発表者の方々の小論文を聞くのと、自分のいけんを述べるというのは全く違うので、貴重な経験ができたと思います。反省点は、やはり、読むスピードが速くなってしまったことです。文章自体は誰にでもわかりやすいように努力して書いたので、伝わっていればいいなと思いました。この先、私は何度も小論文を書く機会があると思います。今日、皆さんの小論文を聞いて、良いと感じた所を活かして書きたいです。
発表を聞いている生徒からは、自分とは違った観点から物事を捉える仲間の発表に発見があったり、また、自信を持って、語りかけてくる態度にも大いに感動したようです。聞き手にまわった生徒の感想も紹介しておきます。
<Cさん>
全員の発表が全体的にとてもよくまとまっていたと思う。堂々と読んでいる人は自信を感じることができて、ともて説得力があった。最初に問題を提示する人もいれば、事柄を挙げたあとで問題提起する人、実例に対して考えをまじえながら問題を指摘する人など、発表内容に個性があってとても興味深かった。みんなに共通していたことは、自分の意見を多く述べていて、言いたいことがよく理解できた。文章の構成もすごく良くて最後にはしっかりとまとまっていてわかりやすかった。
<Dさん>
全体を通して自分の意見が多く述べられていてすごく良かったと思います。私には考えられないことや、新しい視点から意見も多くあって、福祉について多くの問題を見つめ直すことができました。「福祉」とひとまとめにしてしまうとあまり気付かないけれど、このように今問題となっていることを取り上げて見てみるとまだまだ多くの課題を抱えていることがすごくわかると思いました。このように一人一人が自分の意見を持ち、強い意志と行動力を全員が持つことで社会は少しずつ変わっていくのだと思います。
小論文発表会では、発言者の堂々とした態度が光りました。すばらしい発表でした。今回、発表側にまわれなかったみなさんは、次回こそ、みんなの前で話すという体験をしてみてください。正直、「みんなの前に立つなんて嫌だ」と思う人が多いかもしれませんが、今回の発表した人たちを見ていてもわかるように発表者は、ハードルを乗り越えることで手にした自信と、経験し反省することから向上心が生まれたように思います。何よりも、ドキドキする時間を過ごしたということで、心の真の部分を鍛えることができたのではないでしょうか。どういう武南時代を過ごすかはあなた次第なんですね。