蕨東中学校3年生授業体験 |
2014.07.15 |
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蕨東中学校3年生授業体験
お隣の蕨東中学校の3年生が武南高校の授業を体験しに来てくれました。
国語科の佐藤先生は「今と昔の五十音」について語りました。
「日本語の音が全部で120音もあることに驚いた。いろは歌に隠された暗号を知ってとてもおもしろい。」生徒からそんな声があがります。
数学の加藤先生は数と式 対称式を熱く説明しました。
「今、中学でやっていることの応用をやりました。今、やっている内容を理解することの大切さがあらためてわかりました。前に解いた解答を使うという発想とか、計算を簡単にする工夫を知れてよかったです。」
「先生がかっこよかった!」
そんな声も聞かれました。
英語の高橋先生は「日本語と英語の表現の違い」を丁寧に解説しました。
「日本語と英語の違いを学ぶことができ、英作文をつくる際のコツをつかめたような気がします。特に印象に残ったのは、松尾芭蕉の俳句を使っての説明です。カエルは一匹であると勝手に思い込んでいたため、2匹、3匹以上いると思っていた人もいることを知って驚きました。そして、何匹いるのか表記されていない文章は何の根拠もなしに英訳してはいけないんだということを学びました。苦手な英作文もこれからがんばれそうです。」
「1時間ってこんなに早いんだなと感じました。英語ともっともっと仲良くなって、アメリカで生活したいです。」なんていう頼もしい声も…。
社会科の木内先生は「ファーストフードから見る世界」という生徒達に身近なところから世界を見る目の大切さに気付かせる授業を展開しました。
「世界中にマックがあり、その国によって景観を意識した看板をつくていたり、宗教によってメニューも違っていたり、マックから視点を替えて世界をみるとおもしろいと思いました。」という声が生徒からあがりました。
今回の蕨東中学校とのコラボを企画の段階から尽力していた大森教頭先生は、十八番の「花のおしゃれ」の講義をされました。
「植物は数字をまとっているんだぞ」
先生がやさしく話しかけると、生徒達の顔から緊張もとれ、授業に引き込まれ…
和やかな授業となりました。
蕨東中学校のみなさんは、礼儀正しく、爽やかで、授業に意欲的な生徒が多かったとように思います。お疲れ様でした。ありがとうございました。