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『社会人に学ぶ』 スペシャル

2014.02.12

総合学習の時間の『社会人に学ぶ』という企画を実施した際に、

OG講師として登壇してくださったフォトグラファー野頭さんが、

木村竜蔵さんのCDジャケット制作を見せてくれました。

木村さんは、鳥羽一郎さんの息子さんで、

日本クラウン(株)の”オシメン”ソングライターです。

 

図書室の一角にプロ仕様の化粧道具が並べられます。

 

 

竜蔵さんは、スタイリストさんの選んだ洋服に袖を通します。

スタイリストさんは、コーディーネイトした洋服と本人との相性の確認
それから、部屋の背景と服の色の写り込み具合を計算し
服を何度も着たり脱いだりさせて…

ようやく…

「これで行こう!」

とプロダクションの方からGOサインがでます。

それから…

メイキャップアーティストさんによるメイクが始まりました。

 

 

30分かけ…入念に仕上げられます。

今回参加したスタッフの方は総勢12名

◎木村竜蔵さん
竜蔵さんは…鳥羽一郎さんの息子さんなのだそうですが…演歌歌手ではなく、
オルタネイティブ・フォーク・ロック・サウンドを奏でる
シンガーソングライターです。
◎ジャケットのデザイン制作を考えたアートディレクターさん
まず、この方が、竜蔵さんの曲にストーリーを折り込んだジャケット案を
提案した張本人であり、現場監督ということになります。
◎マネージャーさんとプロダクションの方2名
◎クラウンレコードのチーフプロモーターと制作部長
これから木村竜蔵をどう売り出していくべきか…
撮影の合間にも熱心に話していらっしゃいました。
◎スタイリストさんと助手の方
アートディレクターさんの狙いをどう表現するべきか。
洋服の合わせだけでなく、
撮影場所も考えて着る服をチョイスし
動きによってできてしまうしわまで意識していらしゃるのが印象的でした。
◎ヘアメイクさんと助手の方
美大を卒業してこの世界に入ったのだそうで、
プロのメイクアップアーチストとして成功した秘訣を
「大切なことは続けること」と教えてくださいました。
◎フォトグラファー
写り込むクーラーの排気口、蛍光灯の影…細かいところまで眼を配らせ
モデルと心の距離を近づけながらシャッターを押し
最高の一瞬を切り取ります。

 

 

撮影したカットは5カット程度
それでも、どういう写真を撮るか…
現場の光の具合を考えて話し合います。

 

 

何枚か撮って…

 

 

タイリストさんも加わり
洋服のしわや、背景とのコントラストをチェックします。

 

 

ヘアメイクさんも、髪の毛の位置を整えます。

 

 

スタッフ全員がプロフェッショナルな仕事をこなしていきます。

 

 

ギターを持っての撮影になると…スタッフもうっとり

 

 

イイ感じでスタッフ全員がひとつのチームになっていきます。

 

 

「お疲れ様でした。」

撮影終了後のスタッフの笑顔に…

セカンドCD売れるゾ!

そう確信しているのが見てとれました。

 

木村竜蔵さんのオフィシャルサイトはこちらです。

木村竜蔵OFFICIAL WEBSITE

 

NHKの番組「プロフェッショナル」のテーマ曲が頭の中で流れてくるような
プロの仕事に触れることのできるとても感動的な体験でした。

ありがとうございました。


 

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