武南の虫博士 |
2013.08.24 |
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武南の虫博士
8月18日の埼玉新聞で、3年生の工藤洋平くんのことが取り上げられていました。
見沼を中心に活動している「自然っこクラブ」のOBでもある工藤くんが、小学生の親子を前にして『蛾』について講演をしたというものでした。
蝶と蛾の違いをわかりやすく説明した後、工藤くんはこんなことを言っています。
「緑がどんどん削られている。悲しい。守っていかねば。とくに、見沼自然の家周辺は虫たちがたくさん生きていて、素晴らしい場所。みんなで守っていきたい。」
と…素晴らしいですね。
埼玉の昆虫の生態にも詳しい工藤くんは、すっかり都会化し自然が少なくなったようにも思える武南高校の周辺にも、カブトムシが生息している穴場ポイントをいくつも知っているとか。流石です。
彼の夢は小学校の教師となって、子ども達に昆虫を通して自然を大切にする心を育むこと。虫の気持ちになって考える習慣を身につけるということは、自然を大切にする強くてやさしい子どもを育てることなのですね。
夢が叶うことを祈ります。