浪人はさせない! |
2012.03.17 |
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合格スマイル 早稲田大学編
「浪人はさせない!」父親に最初にそう言われ、がむしゃらに頑張るしかなかったという蕨東中学出身の小泉くんに、後輩へアドバイスをしてもらいました。
Q 比較的早い段階から早稲田大学を希望していましたよね。
A そうですね。武南高校に入学した時からでしたね。
Q どんな勉強をしてきましたか。
A 僕の場合、予備校に行かなかったので、学校と参考書がすべてでした。3年間教わった英語の先生の授業は実践的で助かりました。それと、自分でもたくさんの問題集をこなしてきました。ぼろぼろになるまで使い込んだ参考書は、愛着があって、試験会場にまで持っていくほどでした。
Q 具体的に効果的だった勉強法を教えてください。
A 3年の1学期からは、早稲田大学の過去問を最初に解いてみて、自分がやっている問題と早稲田の出題との差、傾向などを明らかにしました。新3年生に、今日からすぐにやるべきこととしてお勧めするのは、春休みに英語の長文問題集を3冊やり終えるということです。基礎力がつくのは言うまでもありませんが、やり遂げたことで自信が生まれ、達成感も味わえます。
Q 受験勉強中に不安を感じたことはありませんでしたか。
A 実は、秋からは早大プレなどのテストも積極的に受験したのですが、模試の最中、一度、めちゃくちゃ緊張してしまい、頭が真っ白になってしまったことがあったんです。でも、結果的にこの経験は大きかった。緊張をほぐす自分なりの対処法も身につけることができました。
Q 大学ではどんなことをしたいと思っていますか。
A 『哲学』をしたいと思っています。ハーバード大学のマイケル・サンデルよりも、もう少し結論をはっきり導くような哲学に挑戦してみたいと思っています。
物静かな小泉くん、だけれども、発言には力があり、自分の未来を創造するビジョンもありました。合格おめでとう!