第49回 武南高校入学式 |
2011.04.07 |
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第49回 武南高校入学式
入学式が挙行されました。
入口でクラス名簿が配られます。
吹奏楽部の演奏の中、
自分の席に着席!どんな新しい友達ができるんだろう?期待で胸を膨らませています。
「武南で何やりたい?」そう声をかけると…
「サッカー部で全国制覇です。」 と、頼もしい言葉がかえってきました。
厳かな雰囲気の中、式が始まります。
担任の先生が一人一呼名します。名前を呼ばれた生徒は起立し礼をします。
今日は生徒達に話しかける機会のなかった学年主任小野瀬先生に、「生徒にどんなことを語りかけたいですか?」と尋ねると
「ん〜いっぱいあるね〜」と新入生を迎えるよろこび一杯の笑顔で答えてくれました。
校長先生は新入生に三つのことをお話しました。
一つ目は、『知性を深める。』ということでした。東北大震災は言うまでもなく、リビア情勢等、世界中、不安要因が一杯の現代です。だからこそ、真の学力、知識を身につけることによって、善悪を判断し、危機を切り抜け、新しいことを創造し、解決策を見つけ、自分の言葉で語り行動できるようにする。そのために学ぶのです。と受験のためだけでない『学ぶ』理由を語られました。
二つ目は、『徳性を磨く。』ということを話されました。現代は、人と人との関係が薄れ人間疎外と言われます。人間関係の磐石をはかるために相手のことを思いやることが大切だとおしゃられたのです。
校長先生の語られた『徳性』とは、「正直、素直、勇気、心の明るさ、人を敬う心、感謝の念、他人を受け入れ人に尽くす受容の心」などを表現する概念です。これは、人間になくてはならない本質的な要素なのですから、礼節を持って、日々、相手を思いやるところから始めましょうと諭されたのでした。
三つ目は『心身を鍛える』ということでした。部活動でも、勉強でも、積極的に参加して、覇権を目指して欲しい。ただ、強いだけではだめで、自己の責任を果たし、練習を通して人間性も高め、強くて優しい心を培って欲しい。つねに平静で、背筋を伸ばし明るく強く生きましょうとエールを送られました。
理事長先生
父母の会の会長さん
後援会の会長さん
来賓の方々からも温かいお言葉を頂きました。
それを受けて生徒代表が決意をのべました。
立派な振る舞いに、すがすがしい気持ちになりました。
吹奏楽部の演奏する校歌のメロディーに合わせて、
コーラス部、生徒会の先輩たちが歌い上げました。
今は歌えない校歌に、新入生はこれから、いくつもの思い出を紡いでいくのでしょうね。
最後は、第1学年学年団の紹介がありました。父母の会会長さんの祝辞の中にもありましたが、ほんとうに温かい先生方ばかりです。授業でわからないところがあったら、困ったことが起こったら、自分から先生に相談に行ってください。
会場の外で、「先生!」とステキな笑顔で声をかけられました。担任をしている保護者の方でした。
「妹も武南でお世話になります。」おめでとうございます。本当にうれしいですね〜。姉妹で武南高校を盛り上げていきましょうね。
ロビーでは、すでに仲良くなったとかで…話が盛り上がっています。「武南で何に打ち込むのつもりですか?」そう尋ねると…
「チア部!」「チア部!」「私は勉強!」 ハキハキとした応対に…こちらまで心が踊りました。
こちらの男子生徒諸君は
「これからどこの部活に入るか決めようと思います。」と、勉強との兼ね合いを気にしているようでした。
ロビーの一角を陣取って、春休みから部活に参加してきた陸上部の新入部員のみなさんが集合していました。
目指すはインターハイ出場!です。尾花先生、碓井先生、頼みましたよ!がんばれ武南生!
それぞれの個性 それぞれの青春