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柔道部 4年連続6回目の関東大会出場

2013.05.30

4年連続6回目の関東大会出場を決めた柔道部の埼玉県大会での名場面を顧問の佐藤先生に振り返ってもらいました。

 

Q関東大会出場おめでとうございます。

 

「ありがとうございます。」

 

 

Q昨年からメンバーが大幅に入れ替わって今年の県大会はどうだったんですか?

 

「県大会では、立教新座高校に惜敗して、埼玉4位で関東大会出場となったわけですが、関東への大きな壁であったのが、北部の強豪、児玉高校との一戦だったと思います。」

 

Q何か作戦はあったのですか?

 

「団体戦にはルールがあって、先鋒、次鋒、中堅の3名が73キロ以下、残り副将、大将2名が無差別という構成で戦います。相手には、強力な重量級の選手が揃っていたので、前半勝負だと思っていました。」

 

Qそして先鋒の毛利選手が畳にあがったんですね。

 

 

「先鋒の毛利には、相手の軽量級のエースと戦うので、気合を入れていくように言って送り出しました。すると、緊張もあったのでしょうが、見事に1本勝ちをおさめることができました。よくがんばりました。この勝利でチームに勢いがつきました。」

 

Q次鋒は1年生の高田くんですよね。

 

 

「彼の存在は大きかったですね。最初、技ありを取られてしまったのですが、その直後、大外刈で相手を豪快に押し倒しましたからね。」

 

Q2−0で流れは武南ですね。

 

 

「中堅、主将の小田桐で決めたかったのですが、やはり関東大会がかかっていますから、緊張もありましたね。引き分けてしまいました。」

 

Q話を聞いているだけでもドキドキしてきますね。

 

 

「重量級には相手に素晴らしい選手がいるので、副将の石渡は自分のペースをつくれずに、1本負けしてしまいました。」

 

Qそして、運命をかけて大将勝負ですね。

 

 

「うちの大将、宮下は2年です。対戦相手は、児玉高校の3年の重量級のエースでしたし、相手はもう1本勝ちしなくては、関東大会へ行けないわけですからね。相手も鬼の形相で必死なわけです。会場内すべての人の視線を感じるぐらい熱い試合の中、宮下は最後までよく頑張り、畳の上に倒されることありませんでした。」

 

Q4年連続関東大会出場とは、すばらしいですよね。今回も先生の作戦通りの展開になったわけですね。

 

 

「いえいえ、生徒達がほんとうによく頑張りました。生徒達のお蔭です。」

 

関東大会での抱負をお願いします。

 

「まずは、初日、2回勝って、最終日まで残りたいと思います。頑張ってきます。」

 

壮行会でも部員たちの堂々とした、そして、さわやかな笑顔が印象的でした。

 

ガンバレ!武南高校柔道部

 

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