[柔道部]柔道部関東大会レポート |
2012.06.12 |
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柔道部関東大会レポート
6月1日〜6月3日の日程で、関東高等学校柔道大会が神奈川県横須賀市の横須賀アリーナで開催されました。柔道部は埼玉県大会を4位で通過し、3年連続5回目の出場となりました。
初戦の相手は千葉県5位の県立土気高校。この学校とは今までに何度も錬成大会や練習試合で対戦したことがありました。相手の実力や手の内も分かっていたので比較的やりやすかったようです。先鋒、次鋒と一本を取り、終わってみれば4−0の圧勝でした。
次の相手は神奈川県1位の東海大相模高校でした。全国でもトップクラスの強豪校です。実は過去4回の関東大会出場のうち2回がこの東海大相模に破れていました。今回こそはリベンジを、という気持ちで挑みました。
先鋒の今井は組み手争いで時間をとられているうちに変形の背負い投げをかけられ、対応しきれず一本負けを喫しました。
次鋒の幸風は手足が長く、相手に絡みつくような柔道が得意。目の前で先鋒が取られたのを見て気合いが入っていたようです。普段は後手に回ることが多いのですが、積極的に攻めて技あり。その後寝技にもつれ込んだところを腕ひしぎ十時固め(肘関節)を極めて一本勝ち。これで1−1となりました。
中堅の森田はチーム最軽量の選手。最初から果敢に攻めたのですがなかなか決まらず、体力を消耗して動きが止まったところで体を浴びせられてしまいました。
副将の佐藤は100キロ超級の選手ですが、フットワークが軽く動けるところが強み。使える技も豊富なので相手は対応するのにやっとです。お互い一歩も引かない攻防が続きましたが、今ひとつのところでポイントが取れずに引き分け。1−2の劣勢のまま大将戦と相成りました。
大将の鴇田は180センチ90キロの恵まれた体格で怪力の持ち主。ここで一本勝ちをすればスコアは2−2となり、代表戦にもつれ込みます。しかしここで体を浴びせられ無念の一本負け。最終的には1−3のスコアで敗退しました。
現在多くの学校が関東大会出場を目指して練習に励んでいます。私たちは今回で3年連続の出場となりましたが決して盤石ではありません。また来年も出場できるように、またひとつでも上を目指して、いっそう練習に励みたいと思います。
応援ありがとうございました。
柔道部 福島智教