[応援部]お手柄チアガール部 |
2011.01.11 |
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一歩踏み出す勇気
朝礼で、校長先生から心温まるお話が披露されました。
JR京浜東北線の車内で、
会社からの帰宅途中に
具合が悪くなった方を
武南生が介抱したというのです。
名前もわからないまま別れたので
その方から学校のほうにお礼のお手紙を頂いたという報告でした。
ブルっと底冷えのする校庭での全校集会でしたが
澄み切った青空のように
さわやかな気持ちになりました。
朝礼が終わって、
校長先生もとても喜んでいらっしゃいましたので、
お手柄の生徒がどこのクラスかと探すと
チアガール部の3人組だとわかりました。
その時の模様を3人に聞くと
車内の場面を思い浮かべ興奮気味に…
「電車に乗ったら、とても具合の悪そうな方がうずくまっているのに
車内の人はみんな見て見ぬふりをしていて…」
「え! このままで大丈夫なの?! って思って、
ビニール袋を持っていたので差し上げて…」
「それでも心配だったので、
次の駅で一緒に降りて、
駅員さんを呼びにいったんです。」
彼女たちにとっては、
すごいことをしたというよりも
当たり前のことをしたに過ぎないのかもしれません。
それでも、間違いなく
一歩行動に移す勇気と判断力が彼女たちにはあったのです。
これも、部活で培ってきた
「人のために動ける人であれ!」
という精神の現れかもしれません。
顧問の先生もとても喜んでいらっしゃいました。
よろこびは伝染する。
よろこびがふえれば、もっとしあわせになれる。
1000名近い生徒が
電車を利用して登下校するわけですから
日頃、お叱りをうけることも多いのですが
こういう行動ができる武南生がいる。
胸を張りたい気持ちになりました。
そして、
もっともっとしあわせな気分になれるように
こういう生徒が伝染して増えていくことを祈りたいと思いました。