[陸上競技部]実録 陸上部インターハイ2011 |
2011.10.04 |
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実録 陸上部インターハイ2011
新聞で陸上部新人大会の活躍が紹介されていました。
伝統のある陸上部を新キャプテン伊藤くんがひっぱります。
10月の朝礼で部員たちが表彰されました。
400m 1位 200m 1位の伊藤健太くん
400MR 3位 陰山東洋くん
110mハードル 8位 栢本大輝くん
陸上部顧問 尾花監督からインターハイから新人大会の模様のレポートが届きました。
この夏、陸上競技部は岩手県で開催されたインターハイに
男子400m
男子4×400mリレー
女子砲丸投げ
の3種目に出場しました。
ここ数年、毎年インターハイに出場していますが、この3種目はいずれも前回に出場したのはすでに20年以上前であり本当に久々の出場でした。
結果は男子400mの伊藤健太(2年)が準決勝進出を果たしたものの、準決勝で4着、全体の9着であと1歩のところで久々の全国入賞を逃しました。47″85というタイムは例年なら十分決勝進出可能ですが、今年の400mは史上最高レベルの準決勝となり残念ながら涙を飲みました。そして期待された男子のマイルリレーも戦前のランキングでは予選通過は問題なく準決勝で勝負という順位でしたが、正選手の故障によりベストオーダーを組めず、リザーブの予定していた選手も足の状態悪く、結局連れて行った中で一番タイムの劣る選手を使わざるえない展開になり、予選の組で最下位に終わる屈辱を味わいました。また、最終日の女子砲丸投の山野はるか(3年)も健闘はしましたが予選突破はならず、結果的には今年も全国入賞を達成することがなく終わった夏でした。
その後、夏休み中に強化合宿を経て、来年の新潟でのインターハイを目指して始動しました。そして2学期に入り迎えた秋のシーズンです。文化祭中の南部地区予選を突破した選手達が、9月30日〜10月2日に行われた県新人大会に挑みました。この秋の県新人は全国まではつながらないのですが、各種目3位までに入ると10月29日・30日と東京の駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われる関東新人選抜陸上に出場できます。来年6月のインターハイ予選の北関東大会の前哨戦です。それと同時にこの大会の大きなポイントは、6月の関東大会が会場は同じでも北関東・南関東に分かれて競技会を行うので、日本一の激戦区といえる東京・千葉・神奈川・山梨の南関東の学校とはインターハイまでいかなければ直接は競技できないのです。しかし、この関東新人では南北わけることなく1都7県がぶつかるので新人といえどもレベルの高い競技会になります。そこで揉まれた経験が、必ず来年に活きます。ですから1種目でも多く出場したいのですが、埼玉で3位に入るのはやはり至難です。その中で、今回は優勝1種目を含む3種目での関東新人出場を決めることができました。
キャプテンに就任した伊藤健太は、夏のインターハイで自己新を更新しながらも準決落ちでした。しかし、そこから次の目標へ切り替えができています。この秋の最大の目標は10月21日〜23日に行われる日本ユース陸上(高校1・2年生のみ参加の全国大会)の400mでの表彰台です。そこにはインターハイで直接対決で敗れたライバル達もまた出てきます。そこまでは負けられません。そして南部地区予選、そしてこの県大会と全て1着で結果を出しました。10月1日の埼玉新聞には写真と記事が掲載されました。日本ユースに向けてまだ課題は多いですが、順調にきています。その余勢を駆った最終日の200mも準決勝までは危なげなかったものの、大事な決勝ではスタートのミスがあり、苦しい展開でしたが何とか3位に入り2種目での個人での関東出場を決めました。関東新人でも頂点を目指したいと思います。
インターハイで一番辛い思いをしたのは、この栢本大輝(1年)かもしれません。上の記事にあるマイルリレーでタイムが一番劣っている選手が彼でした。レース前日になり、いきなりの出場が決まりました。しかも一度も走ったことがないマイルリレーに1年生でインターハイでデビューです。不安や緊張は相当であったと思います。レース後は自分が足を引っ張ったという思いから号泣していました。本当に辛かったと思います。その栢本の専門種目はハードルです。この秋は110mハードルでも県大会入賞と関東出場を目指してやってきました。結果は決勝進出を果たし入賞しましたが、決勝では8位に終わり関東出場を逃しました。身長の低い彼にとっては、中学の110mハードルと高さが違う高校の110mハードルはかなりきついです。しかし、インターハイで味わった辛さや悔しさに比べればハードルの高さの辛さなどは問題になりません。この冬、しっかりトレーニングに取り組んで、来年、関東・全国を狙わせます。
陸上部への応援よろしくお願いします。
新聞で陸上部新人大会の活躍が紹介されていました。
伝統のある陸上部を新キャプテン伊藤くんがひっぱります。
10月の朝礼で部員たちが表彰されました。
400m 1位 200m 1位の伊藤健太くん
400MR 3位 陰山東洋くん
110mハードル 8位 栢本大輝くん
陸上部顧問 尾花監督からインターハイから新人大会の模様のレポートが届きました。
この夏、陸上競技部は岩手県で開催されたインターハイに
男子400m
男子4×400mリレー
女子砲丸投げ
の3種目に出場しました。
ここ数年、毎年インターハイに出場していますが、この3種目はいずれも前回に出場したのはすでに20年以上前であり本当に久々の出場でした。
結果は男子400mの伊藤健太(2年)が準決勝進出を果たしたものの、準決勝で4着、全体の9着であと1歩のところで久々の全国入賞を逃しました。47″85というタイムは例年なら十分決勝進出可能ですが、今年の400mは史上最高レベルの準決勝となり残念ながら涙を飲みました。そして期待された男子のマイルリレーも戦前のランキングでは予選通過は問題なく準決勝で勝負という順位でしたが、正選手の故障によりベストオーダーを組めず、リザーブの予定していた選手も足の状態悪く、結局連れて行った中で一番タイムの劣る選手を使わざるえない展開になり、予選の組で最下位に終わる屈辱を味わいました。また、最終日の女子砲丸投の山野はるか(3年)も健闘はしましたが予選突破はならず、結果的には今年も全国入賞を達成することがなく終わった夏でした。
その後、夏休み中に強化合宿を経て、来年の新潟でのインターハイを目指して始動しました。そして2学期に入り迎えた秋のシーズンです。文化祭中の南部地区予選を突破した選手達が、9月30日〜10月2日に行われた県新人大会に挑みました。この秋の県新人は全国まではつながらないのですが、各種目3位までに入ると10月29日・30日と東京の駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われる関東新人選抜陸上に出場できます。来年6月のインターハイ予選の北関東大会の前哨戦です。それと同時にこの大会の大きなポイントは、6月の関東大会が会場は同じでも北関東・南関東に分かれて競技会を行うので、日本一の激戦区といえる東京・千葉・神奈川・山梨の南関東の学校とはインターハイまでいかなければ直接は競技できないのです。しかし、この関東新人では南北わけることなく1都7県がぶつかるので新人といえどもレベルの高い競技会になります。そこで揉まれた経験が、必ず来年に活きます。ですから1種目でも多く出場したいのですが、埼玉で3位に入るのはやはり至難です。その中で、今回は優勝1種目を含む3種目での関東新人出場を決めることができました。
キャプテンに就任した伊藤健太は、夏のインターハイで自己新を更新しながらも準決落ちでした。しかし、そこから次の目標へ切り替えができています。この秋の最大の目標は10月21日〜23日に行われる日本ユース陸上(高校1・2年生のみ参加の全国大会)の400mでの表彰台です。そこにはインターハイで直接対決で敗れたライバル達もまた出てきます。そこまでは負けられません。そして南部地区予選、そしてこの県大会と全て1着で結果を出しました。10月1日の埼玉新聞には写真と記事が掲載されました。日本ユースに向けてまだ課題は多いですが、順調にきています。その余勢を駆った最終日の200mも準決勝までは危なげなかったものの、大事な決勝ではスタートのミスがあり、苦しい展開でしたが何とか3位に入り2種目での個人での関東出場を決めました。関東新人でも頂点を目指したいと思います。
インターハイで一番辛い思いをしたのは、この栢本大輝(1年)かもしれません。上の記事にあるマイルリレーでタイムが一番劣っている選手が彼でした。レース前日になり、いきなりの出場が決まりました。しかも一度も走ったことがないマイルリレーに1年生でインターハイでデビューです。不安や緊張は相当であったと思います。レース後は自分が足を引っ張ったという思いから号泣していました。本当に辛かったと思います。その栢本の専門種目はハードルです。この秋は110mハードルでも県大会入賞と関東出場を目指してやってきました。結果は決勝進出を果たし入賞しましたが、決勝では8位に終わり関東出場を逃しました。身長の低い彼にとっては、中学の110mハードルと高さが違う高校の110mハードルはかなりきついです。しかし、インターハイで味わった辛さや悔しさに比べればハードルの高さの辛さなどは問題になりません。この冬、しっかりトレーニングに取り組んで、来年、関東・全国を狙わせます。
陸上部への応援よろしくお願いします。