校長室便り

3学期に向けて

2014.12.22

気温は低かったものの、晴れ渡ったグラウンドにて、

2学期の終業式が行われました。

 

 

校長先生は次のように話されました。

「皆さんが武南に入学する前、それぞれに大きな差はありません

 でした。しかし、入学後には頑張っている生徒と、そうでない生徒

 との差が大きく出ています。これは皆さん自身の心構えと努力が

 生んでいます。冬休みは各自がそれぞれ課題を持ち、勉強を

 するべきです。」

 

 

「武南高校の大きな目標として、文武両立を掲げています。

 サッカーや水泳、陸上、柔道部などについては、全国という高い

 目標と意識を持ち、日々頑張っていますが、そのような生徒でも

 学校で過ごす時間の大半は授業です。皆さんがそれぞれ

 持っている進路への希望は、努力なしには達成できないでしょう。」

 

「3年生の皆さん、皆さんのうち、263名がセンター試験を

 受験します。また、その後にはそれぞれの大学の受験も控えて

 います。残りの時間でできる努力をきちんとしましょう。」

 

「2年生の皆さん、1年と3ヶ月後には、みなさんの受験の結果が

 分かります。このゴールは決まっていますが、スタートには決まった

 地点というものはありません。各自で判断し、受験に備えて

 ください。準備なくして、結果は得られません。切り替えましょう。」

 

「1年生の皆さんはやがて2年生となり、文武両立を背負う学年へと

 進んでいきます。まずはそのために学習時間の積みあげを

 行っていきましょう。」

 

 

2014年も、まもなく終わります。

いち早く勉強への意識を高めるには、明確な目標が必要です。

2015年は皆さんがそれぞれ希望する進路を実現できるよう、

目標をたててみてはいかがでしょうか。

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今一度、見直すということ

2014.10.01

10月1日は本校は衣替えです。

気温は昨日にくらべやや低く、冬服がちょうど良い天気で

朝礼が行われました。

 

校長先生は次のように話されました。

「9月には文化祭、体育祭と大きな行事があり、3年生を中心に

 良く取り組みました。体育祭に来ていた保護者の方からは、

 『一生懸命さに心を打たれました』という言葉もいただきました。

 

 また、先日行われたオープンスクールでは主に文化部の生徒が

 活躍し、武南高校の良さ、さらに運動部も併せて、文武両立を

 伝えることができたと思います。

 

 武南高校の誇りである生徒が増えてきています。

 

 その一方で、それらの行事が終わった今からは、

 毎日の生活を見直す必要があります。

 皆さんに何度も伝えている凡事徹底

 『時間を守る、服装を正す、あいさつを届ける』

 これらのことが徹底できていると、さらに素晴らしいと思います。」

 

行事を盛り上げることも大事ですが、やはり学生の本分は

勉学にあると思います。

皆さんそれぞれ、学年の最初に比べてどうでしょう。

中だるみしているかもしれないと感じたなら、自分を見直す

良い機会だと思います。

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2学期が始まりました

2014.08.30

人工芝を張り替える工事も終わり、

新しいグラウンドでの始業式が行われました。

 

校長先生は2つのことについてお話をされました。

 

「今年の夏は台風や前線の影響で、西日本では前例が無いほどの

 集中豪雨でした。広島では特に被害が大きく、学校においては

 通常通りの2学期が迎えられるかどうかも分からない状況でした。

 

 2011年の東日本大震災でもそうでしたが、このようなとき、

 正しい認識、理解を持つことが、絆を作り、人を結ぶことに繋がり

 ます。多くのことを知って、理解を深めてください。

 

 

 次に、夏休みが終わりましたが、その過ごし方について、

 自己評価をしようということです。終業式の時には、それぞれの

 学年に目標があり、それに向けて勉強をすべきだと話しました。

 夏休みが終わったいま、その過ごし方について評価を行い、

 不足する部分があれば補いましょう。2学期は行事も多く、多くの

 勉強の時間を確保することは難しいです。このようなときこそ、

 日頃から皆さんに伝えている「小さな時間を積み上げる」ことを

 大事にして、取り組んでください。また何より健康の管理、

 やり通す意志を大事にしてください。」

 

2学期は本当に忙しく、あっという間に過ぎていきます。

行事だけで終わらさないよう、皆さん意識を持ってください。

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1学期が終了しました

2014.07.18

晴れ渡った空…というわけにはいきませんでしたが、夏にしては

涼しく感じる中、終業式が行われました。

 

 

校長先生は挨拶の中で、各学年に次のような話をしました。

1年生へ。

春にスプリングセミナーを行い、高校での学習の基礎を学んだ。

親から受け取った「我が子へのメッセージ」の返事を書いている

とき、涙を流す者もいた。

それから3ヶ月が経ったが、気がつけば1年生の成績はがんばった

者とそうでない者で大きく開いている。この夏はその差を是非

埋めるべく、勉学に励んでほしい。

 

2年生へ。

2年生は武南高校の目標である文武両立のまさに中心となる

存在である。勉強でも部活でも、1年生をリードするよう努力

してほしい。また、半年後には3年生となり、受験への準備が

始まることを忘れてはならない。

 

 

3年生へ。

これから夏休みが始まるが、どのように過ごすのか、これが

大事である。充実させることができるなら、達成感もまた大きく

なるであろう。9つの高校の先生たちが、それぞれ受験に向けての

メッセージを交換し、受験生を叱咤激励している。

努力している生徒は、こちらも支え、応援したくなるものである。

是非そうなるよう、努力してほしい。

 

 

これから夏休みが始まります。それぞれが目標を明確にして、

有意義に過ごしましょう。

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努力を続けること

2014.06.03

6月に入り、少しずつ夏の空気も感じられる中、

朝礼が行われました。

 

 

校長先生は、宇宙飛行士である

油井亀美也さんについて、お話をされました。

 

油井さんは小さい頃から天体に興味を持ち、

冬でも天体の観測をしていたそうです。

 

防衛大学へ進み、自衛隊員として活躍しながらも

宇宙飛行士の夢はあきらめず、また

星の観測も続けていたとのこと。

 

そのような中で、

JAXA第31期宇宙飛行士訓練生に選抜され、

厳しい試験にも合格し、宇宙飛行士に認定、

2015年には宇宙ステーション滞在員に任命されました。

 

自衛官から初めて宇宙飛行士になった人であり、

ご出身の川上中にて、生徒にお話をしたそうです。

 

 

「自分は普通の人間であり、努力をし続けなければならない。

 この努力を続ける、ということが大事なのであり、

 そうであると信じている。

 また、人に優しく接するということも重要である。

 人間関係は鏡である。人に良くすれば、人は

 よくしてくれる。」

 

努力というのはとても地道なもので、すぐに実るわけでも

ありません。それでも続けられる人にのみ、

努力の効果が現れるのだと思います。

目先の結果だけにとらわれず、できること、やるべきことを

地道に続けていきましょう。

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